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『夕凪の街 桜の国』

夏にテレビで(深夜に)観た映画です。8月は戦争ものの映画をテレビ放送することが多いですが、この映画は今まで観たことがない切り口の物語でした。
やさしい。さみしい。切ない。かなしい。あったかい。
いろんな気持ちがつまっていて、『戦争』そのものを真正面からバーン!!と描いた映画よりも、じんわりと、痛みや悲しみがしみてくる気がしました。それから今自分が生きている環境の幸せさも。
広島から遠く離れたここ(宮城)にいま(現代)暮らす自分にはわからないことがたくさんあったんだなぁ。観てよかった。

原爆投下後の広島に暮らす皆実と、現代に暮らすその姪っ子の七海。物語は二つの物語を行き来しながら、七海が目を背けていた過去と向き合っていく姿を辿ります。それと一緒に、映画を観る私たちも、そのかなしい事実と対面して行くのです。
かなしい事実。けれどそれは幸せへと向いていて、皆実の物語を紐解きながら、不思議と心が満たされていく感じもあって。

これ、キャスティングが素晴らしいと思います!麻生久美子さんがハンパなく美しいです!やさしくて儚い、透明な、みんなに愛されている皆実。
対する七海は現代っ子で、サバサバしていて共感しやすく、こちらもハマり役の田中麗奈さん。七海と一緒に広島へ向かう、外見も雰囲気も対照的な東子(中越典子さん)もよかった!

一見バラバラだった一つ一つのエピソードは、物語の終盤に向けて次第に輪郭を持ち、七海の中で何かが一本につながります。それとリンクして、全てがまるい輪になるように、“夕凪の街”と“桜の国”と現代(いま)が、ひとつになるのがわかりました。うまく言えないけど、これも一種の感動です。

ラスト、皆実の弟であり七海の父である旭が言った『幸せにならなきゃな』が、とても心に残りました。七海の涙の理由はひと言では言い表せないけど、私がこの映画を観て泣いた理由と、きっと一緒だと思います。
『幸せにならなきゃな』は、戦争のない世界に生まれ育った全ての人たちへの言葉でもあるんだなぁと思いました。

『夕凪の街 桜の国』、ぜひ観てください!ぜひ!!
私は原作の漫画も読んでみたいです。
 
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