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7回目。


この三連休、用事があって地元の公民館に行ってきました。その公民館の入り口近くに貼ってあったイラスト。一目しておわかりのように、イラストライター・326(ナカムラミツル)さんの作品です。
布地に白黒でプリントしてあったものなのか、きっとみんなで塗り絵のように色を付けたんだと思います。

前にも書きましたが、私 ブレイク前からの326ファンなので、思わず写メって来てしまいました。このイラストがここにある経緯は、公民館の方に聞いてみてもよくわからなかったのですが、長い間たくさんの人たちの避難生活の場になっていた公民館なので、たくさんいただいた支援の一環だったのかなと思います。

他にも、あちこちに千羽鶴が飾ってあったり、寄付と思われるたくさんの漫画本棚があったり、ソーラーパネルが設置してあったり、そこかしこに避難住居として在った頃を思わせる欠片が残っていました。友だちに会いに行ったときの、貼り紙でいっぱいの玄関や ダンボール荷物の積まれたろうかの雰囲気はもうないけれど、ちょっと思い出して何とも言えない気持ちになりました。

今、この地区では、避難生活を送っていた全ての方が仮設住宅に移り(市街ではまだ全員ではありませんが)、公民館は通常の『公民館』に戻りました。
けれど、裏の崖下は津波にえぐられた傷跡が生々しく残り、目の前に広がる小・中学校の校庭は一面仮設住宅の団地になり、“元通り”になったわけではありません。

180戸もの住宅が並ぶ校庭は、アスファルトで道路が整備され、庭部分には砂利が敷かれ、電柱が立ち電線が張られています。いくつもの庭先に中学生のジャージが干してあったり、小さな子どもが三輪車ではしゃぎまわっていたり、若いお母さんたちが立ち話していたり、そこは一見、何の変哲もない“住宅街ののどかな休日”の風景でした。

けれどここに住んでいるのは、全員が、大切な我が家を無くした人たちなのです。
そう考えると、この異様な(という形容でいいのかもわかりませんが)団地が、のどかに穏やかに見えれば見えるほど、私はそれを見て何を思うのが正しいのかがわからなくなります。
何を言っても思っても、どれも陳腐な言葉になり果てるのです。

同時に、あんなにも辛い経験を内包してなお、人は穏やかな日常を新たに作り出すことができるんだなぁ、すごいなぁ、とも思ってしまいました。みんな強いな と。
(もちろん、他人が思う一見『穏やかな日常』が、実際にどうかはわからないのですが…)

大きな被害を受けた方々の、状況や気持ちは本当に様々で、想像して簡単にわかり得るものではありません。わかろうとすることが正しいのかどうかもわかりません。
実際に住んでいる人は、逆にこんな私の勝手な感傷なんかとは別次元で 元気に前向きに暮らしているのかもしれないし。

なので あれこれ考えても、結局は、私は私の目の前のことをやるしかないんだよなぁと、ものすごく当たり前のことに行き着いて終わってしまうのですが。。。


震災から今日で7ヶ月。
半年の区切りということでテレビの特集や各地の追悼イベントなどが大々的に企画された先月と比べると、今日はさほどの特別感もなく、ひっそりと一日が過ぎた気がします。私の気のせいかな??

大潮で海岸が冠水する度に、明るい上弦の月夜がやってくる度に、『そうか、また1カ月経った』と、ハッとします。
日常を取り戻すことは とてもありがたく幸せなことですが、それと反比例するように震災のことが薄れていくのは嫌だなと思います。世間も、自分も。
毎日自分の目の前のことで精一杯でも、まだまだ問題山積みなこの復興途上地域の現実にもちゃんと目を向けるようにいたいなと 思った、今月の『11日』です。

日記長い。すみません。


※追記: いつものんきなので、せめて『11日』くらいはシリアスなことを書いてみようと思ったのですが、“いつもと様子が違う”と、友だちが心配して電話をくれました… なのでちょっとだけ書き直してみたよ。。(-_-;) らしくないことはするもんじゃないっス。ごめん、元気です。ありがとう。


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