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復旧と被災意識

震災から4ヶ月以上が経ちましたが、我が家は未だに固定電話が使えません。津波をかぶった地域なので、電気水道も復旧は最後の方だったんですが、サスガに固定電話がまだ使えないのはかなりの少数派なハズ…

前にもちょっと書きましたが、うちの地域のネット回線開通は自治体が進めたものでした。通常の防災無線が聞こえにくい地域や高齢者世帯のために、ネット回線を利用した防災ラインを設置するという目的もあったそうで、工事費用がだいぶ免除された時期があったのです(私が加入したのもたぶんその時期。よく覚えてないけど)

しかし、おかげでネット回線は今もNTTさん単体の所有物ではなく、復旧させようにも自治体側のメドが立たないとどうにもできないという状況だそうです。
前にNTTの方がいらしたときにその話を聞いてガクゼンとして(ブログに書いたとき)、とりあえずは固定電話を光から通常の回線に戻してもらうようにお願いしていました。

今日、またNTTの方がいらしたので、『そろそろ復旧か??』と思ったら、『光回線復旧のメドが全く立たないので、一旦ADSLに切り替えてもらうことになります』という案内でした。ご丁寧にそれを伝えに…。
しかもそれでも復旧は来月中旬くらいの見通しだそうで…!この間来た人は『7月末には…』と言っていたのになぁ~

光回線じゃない普通の電話のお宅は、★浜もみんな復旧済みです。ならばうちも、震災後すぐに光回線から元に戻してもらうよう申し込んでおけば、みんなと一緒に復旧できたのかな と思って対応の遅さをちょっと悔やんだのですが、どうやらそういうわけでもないそうで。
あらかじめ回線を元に戻すよう申請していたとしても、結局はこの地域の一般の固定電話が復旧してからの対応になるんだそうで、最先端(??)の光回線にしていた世帯だけが未だ電話もネットも使えない という皮肉な事態に陥ってしまいました。被災したお宅でさえ工事入ってるのに!うちはそんなアンラッキーな少数派です(+_+)


…まぁ、こんな未曽有の大災害ですし、被災地域はかなりの広範囲ですし、正直仕方ないかなとは思います。状況把握に時間がかかり、さらにその対応策がしっかり決定するまでは『わからない』という回答しかできなかったというのも、大きな会社だしそういうもんなのかな とも思います(どっかの新幹線みたいに行き当たりばったりな対応とかしないもんね、日本は)。
そして 今日来た方も先日来た方も、応援で仙台や東京から来ている方で、彼らが悪いわけではないのに本当に申し訳なさそうに 誠実に対応していただきました。はじめに来た方が『7月末』と言ったのは、きっと一般固定電話の復旧メドだったんだろうな。

ただ、固定電話の復旧をずっと 今か今かと待ち続けている母が、8月中旬メドという話を聞いて へたり込むほど大ショックを受けていて、それがちょっとかわいそうでした。小さな子どものようにしょんぼりしてしまったので、『まぁまぁ、アイスでも食べようよ』と、半分笑いながら言ったら、怒られました。どうやらマジヘコみでした…。ごめん(-_-;)。

私世代はもう、普段から固定電話より携帯がメインだし、親しい相手とはすでにメールなどで連絡が取れているし、最悪インターネットも携帯でなんとかなっているのですが、やっぱり親世代はそうじゃないようです。

少し前に、父の知り合いが、何ヶ月経っても一向に電話がつながらないことを心配して わざわざうちを訪ねて来てくれたことがありました。
その方はイベント展示会場で父と知り合った工房の方で、お互いの携帯番号を知らなかったので、イベントの来場者名簿の住所を見て地図と照らし合わせて、『どう見ても国道より海側だ…!』と、心配してずっと家電に連絡をくれていたそうなのです。父とうちの無事を知った庭先で、こちらが申し訳ない気持ちになるほどものすごく喜んでくれました。

同じように、さほど密に行き来していないご近所親戚となかなか連絡がとれなかったり、遠くから故郷を心配している同級生と心置きなく話しができなかったり、どこかにちょっとした問い合わせをするにも フリーダイヤルが携帯からは使えない番号だったり、『固定電話が復旧したときに…!』と思って待っていることが 母にはたくさんあるようなのでした。


正直、うちは家があるんだからいいじゃん、気長に待とうよ、とも思います。
NTTさんが悪いわけではない とも思うし。

けれど、これはどの段階でどこがどうなったらもっと早く解決したんだろう?と、素朴な疑問がわいたので、今日は日記にこんな話を書いてみたのでした。

もっとお金があったらいいの?? 人足や時間の問題なの?? どこのだれに訴えたらいいの??



例えばうちの場合は、固定電話の復旧 という小さな問題です(それ以外にも多少問題はありますが)。
けれど、仮設住宅の抽選方法のことや、支援金・義援金の支給のされ方や、雇用の問題や… もっとシリアスな『これから生きていくこと』に結び付く問題に直面して、同じように『もっとスムーズに上手いこといかないものかね??(´ε`)』と思っている人はたくさんいると思います。

家を流された・流されていない に関わらず、ここ(広く被災地域)では 生活に不安のない人はいないと思うし、その不安の内容は千差万別です。家や家族を失った人の辛さは言うまでもありませんが、家があっても、仕事や車がなくてロクに就活もできない人、親戚がみんな被害を受けてお見舞い貧乏な人、仮設住宅やアパートに引っ越せたけれど通勤・通学が大変になった人、半壊した家を直そうにも大工さんの予約がとれない人 …などなど、当事者でなければわからないような小さなことも含め、たくさんあると思うのです。

それは、どの程度主張していいものなんだろう??
どこがどうなったら、だれに何を伝えたら解決するものなんだろう??
そもそも解決するものなんだろうか??


固定電話が復旧しない話から波及して長々と書いてしまいましたが、言いたかったことが上手く言えなくてなんか妙な日記になりました。すみません。
なんというか、私が『あら、そうですか』と思ってのんきに受け入れてしまっていることの中にも、ほんとはそれで済ませちゃいけないこともあったのかしら、と思ったのでした。私がのんきに暮らしているからといって、被災地域のみなさんが同じように楽しくばかり居るとは、思わないでもらえたらなと、思います。なんか急に。

状況もニーズも、人々の懸案事項も、刻々と変わる、こちら復旧途上地です。
 
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